ぶらぶら歩きで行こう!阪堺沿線 大阪〜堺を結ぶ阪堺電車(通称ちんちん電車)に乗って、どこかの駅で降り、あてもなく歩いて見つけたものや、知り合った人のことを、日々書いています。
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ストロリストをあっためる「おかゆうどん」



明るい内から歩き続けているあいだに、とうとう靴はドライアイスになってしまいました。もう足の指が一本になってしまったかのような感覚の、年の瀬29日夜。バッファローの群れのようにそれぞれの家路へ向かい猛進している車のよこを、三人のストロリストがあてもなく歩いています。

「さいごにあったかいものでも食べよう。」リーダーストロリストボルボ十三さんが言いました。

あったかいもの、あったかいもの、あったかいもの、、こころのなかでとなえよう。こころもからだもあったまるような、あったかいものを探そう。あったかいもの、あったかいもの、、唱えることばでこころがでいっぱいになったとき、南国のようなあったかい光が三人のストロリストの足もとまで垂れてくることに気がつきました。「このあったかさはなんやろなあ。」足もとを包みこむあったかさにみちびかれるようにして歩いて行った先には、一軒の南国風があらわれたのでした。




それはおそらく看板で、しゃもじかもしれないものをひかえめにかたどったお粥屋さんでした。


三人のストロリストはガラス越しに、半分おそるおそる、半分わくわくした気持ちでどぎまぎと店内をのぞきます。「ボルボ十三さんKaoさんあれ・・。」こまのがゆびさすさきにあったものは、、、




「家にもわんこはおるけど・・。」三人のストロリストは考えこみました。

「入ろう!」考えてもわからないことは数えきれないほどあるからです。

お店のなかは多国籍文化の宝庫でした。「いらっしゃい。」と、すらっとした店主さんがメニューをもってきます。「なにおかゆにしようかなあ♪」三人のストロリストがあったかそうなメニューにしばしめうつりしていると、突然、未知の世界が三人の目をつんざきました。「お・か・ゆ・う・ど・ん?」なんとまぶしいネーミングでしょう。三人は即決です。「おかゆうどんみっつ!」。

まぶしいまぶしいおかゆうどん♪がくるまで、こまのは世界一周旅行でもするかのような気分で店内を物色します。

変ないきものが描かれた絵画、



成長を続けるさつまいも、


探すときりがなく、こまのの目はらんらんしてきます。

そこへひとつひとつ、店主さんの丁寧な足はこびでもって、おかゆうどんが運ばれてきました。
ぐつぐつを奏でる土鍋。

そのリズムに合わせてゆれるのは、おかゆとうどんと、ほっかほっかの湯気です。



いただきます!」歩き続けた疲れと冷えに身体じゅうを占領されていた三人は、無言でおかゆうどんを食べ続けました。「ごまもおいしいよ。」おかゆうどんには、もみのりと、おつけものと、小さいすり鉢と擂粉木でする、すりたてのごまがついてきます。

「全部ためしてみよう。」「ふはあー。」「大盛りだとすごいお腹いっぱいになるやろね。」ぽつ、ぽつ、ひとりごとがとびだしてはきえていきます。

「おいしかったーあったまったー。」おかゆうどんのちからによって、三人のストロリストはこころもからだもほかほかとなりました。

| 上町線 阿倍野 | 21:59 | comments(0) | trackbacks(0) |

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